サイト種別
- ■携帯公式サイト
- 携帯電話事業者の審査に合格し、TOPメニューのカテゴリーよりリンクされているサイト
- ■携帯一般サイト
- 一般のPCサイトと同じで、アクセスする為には、QRコードや直接URLを入力する必要があります。
 |
- ここがポイント1
- YAHOO!JAPANやGoogleなどで、「サイトの推薦」でカテゴリーに掲載されるのと同じような意味。これも同じく審査があります。
- ここがポイント2
- 公式サイトを運営している会社は、CP(コンテンツプロバイダー)やIPと呼ばれています。
- ここがポイント3
- メニュー種別は「全国メニュー」と「地域メニュー」があり、地域に特化した内容の場合は、「地域メニュー」に掲載されます。
|
 |
料金種別
- ■有料サイト
- 月額固定会費(月額315円)、都度課金(1曲105円など)または、固定+都度の3つのパターンがあります。
- ■無料サイト
- 月額や都度料金などが無料
 |
- ここがポイント1
- 月額固定の有料サイト収入は、安定した売り上げが見込め、代金回収も携帯電話事業者が行ってくれます。
- ここがポイント2
- 無料サイトは、ショッピングやニュース、銀行のサービスなどコンテンツを販売する以外の目的で運営されています。
- ここがポイント3
- 無料サイトでも広告収入を主とするサイトは、公式サイトの趣旨に合うかどうかの審査も設けています。
|
 |
公式サイト運営に必要な技術・ノウハウ
PCサイトに比べて、携帯電話の公式サイトに認可されるためには、様々な基準が設けられています。各社によって若干違いはありますが、以下は最低基準と思われます。
- コンテンツ作成をする十分な技術、スキルはあるかどうか?
- 24時間サーバ管理など十分な体制は整っているかどうか?
- コンテンツに新規性、進歩性があるかどうか?
- セキュリティ管理体制・著作権など法的な理解と管理体制が整っているかどうか?
- 継続性のあるコンテンツの提供および会社自身も将来性や継続性があるかどうか?
- 公序良俗に反しない内容のコンテンツであるかどうか?
 |
- ここがポイント1
- すべて1社で行うことは、必須ではありませんので、信頼できる会社との共同事業も可能です。
- ここがポイント2
- コンテンツのボリュームは想像以上に多く望まれます。例えばショッピングだと数千アイテム、着うた、着メロなどは、1万曲以上など。特徴があるコンテンツは少なくても大丈夫な場合もあります。
- ここがポイント3
- 携帯電話コンテンツの歴史はまだまだ過渡期です。いろいろなコンテンツや携帯電話機を研究して、2、3年以降も使えるような継続性のあるヒットコンテンツが求められています。
|
 |
予算について
総予算はサイトの内容やコンテンツボリュームなどによって、千差万別ですが最低以下の費用は必要です。
- ■サーバ費用
- 参考として、ダブルCPU、メモリー1G以上、HD30G以上(RAIDOあり)、バックアップ用サーバ、回線1Mbps以上などで、初期費用で100万円以上
- ■サーバ管理
- データベースサーバ、WEBサーバを初め、DNSサーバ、その他必要なソフトのインストールと設定管理費として、初期費用で30万円以上、月々保守費として10万円以上
- ■携帯用WEB制作
- PC用にくらべ、携帯用の場合表示するブラウザ種別や横の表示文字数、携帯電話用アイコン種別、メモリー容量など制限が多い為、公式サイトの審査基準をクリアするサイト制作は費用や時間が結構かかります。サイト内容で千差万別ですが、初期費用で概ね300万円以上、毎月の更新で30万円以上は最低必要でしょう。
- ■コンテンツ制作
- コンテンツ制作を外部に委託する場合の概算ですが、ゲームで1つ200万円以上、着メロで1曲1万円以上です。
最近、中国など海外に委託する場合も多くなっており、価格は年々安くなっていますが、クオリティが低くなっ
ているサイトも多く見受けられます。ボリュームで勝負するのか、中身で勝負するのかサイト方針にもかかって
きます。
どこの携帯電話用のコンテンツにするのか、どの機種に対応するのかにより、最終の書き出しが違ってきますの
で、十分に試算していくことが必要です。
- ■コンサルティング
-
コンサルティングにおきましては、特に必要はありませんが、コンテンツで上位にランクされているサイトに
は、必ずと言っていいほど、優秀なプロデューサーが存在します。公式サイトは、一般サイトに比べて、いった
ん上げてしまえば、できる限り継続することが望ましいので、サイト準備から更新まで実績のある企業や経験者
などに相談するほうが安全策かもしれません。コンサルティング費も一概に決まっていませんが、月額固定費+出来高が多いようです。
 |
- ここがポイント1
- 携帯電話サイトは、PCサイトに比べて、回線速度やメモリーに制限があるため、PCよりサーバ容量は少なくてすみますが、アクセスは、PCサイト以上に増加することが考えられます。頭脳部分であるCPUや回線の太さには特に注意が必要です。
- ここがポイント2
- 共同事業で行う場合は、初期費用を互いに受け持ち、上記金額を売り上げに応じて分配する方法をとっているところも多く見受けられます。ただし、現在は携帯電話公式サイトの数も年々増加しており、必ずしも利益を出すことはむしろ困難です。利益配分トラブルのないように赤字となっているサイトが多いということも必ず念頭に入れてください。
|
 |
公式サイトのメリット・デメリット
- ■メリット
-
1. 携帯電話のTOPメニューのカテゴリーから入れるので、アクセスがかなり多くなる。
2. ユーザーは月額会費やコンテンツ料などを携帯電話の毎月の料金で支払うことができる。(代金回収をしてもらえる)
3. 厳しい審査の上で、携帯電話事業者が認めたサイトなので、ユーザーからの安心感もある。
4. サイトのパンフレットや名刺などにiモード、EZweb、Yahoo!ケータイのロゴが使用できる。
5. 携帯電話事業者のアドバイスと共にコンテンツ制作の技術やノウハウの向上を行うことができる。
- ■デメリット
-
1. 一般サイトに比べ、クオリティや運営体制を問われるので、初期費や更新費が多くかかる。
2. 一旦アップしたサイトは、継続していくことが求められるので、軽い気持ちでサイトの閉鎖ができない。
※ユーザーや携帯電話事業者にも迷惑がかかることへの考慮が必要です。
 |
- ここがポイント1
- 公式サイトを運営することは、多くのメリットの恩恵がありますが、サイト収入が思ったように上がらないのは、すべて自社の責任として受け止めていく姿勢が大切かと思います。
- ここがポイント2
- ユーザーは飽きやすいので、携帯電話機の機能により、常に新しいコンテンツを配信できることも重要です。
|
 |
その他必要なスキル
共同で公式サイトを始める場合でも1社のみがCP、IP業者として承認されます。(協力業者は別途申請が必要)
最低必要なスキルとして以下が考えられます。
- ■企画書作成能力
-
概ね企画書は、パワーポイントなどで、25ページから100ページ以上必要です。
特に「サイトの特徴」と「サイト画面の遷移図」は重要で、わかりやすく見せる工夫も大切です。
- ■プロデュース力
-
新サイト紹介(通常2週間ほど)などで、サイト開始時のアクセスは多く見込まれますが、実際に始まってから
が大変です。他社ライバルにどう打ち勝つかなど常に戦っていかなくてはいけません。
サイト内容により、更新頻度は異なりますが、「的確な更新作業」こそサイトの命運を担っています。
 |
- ここがポイント1
- コンテンツ内容を企画書に落とすことが最重要と考えよう。
- ここがポイント2
- サイト更新は命です。年間更新スケジュールなどを丹念に立ててから開始しましょう。
|
 |
公式サイトに申し込む
上記を概ねクリアできそうであれば、もっと楽しい携帯電話業界を創造すべく公式サイトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
携帯電話事業者各社共、斬新な新しいコンテンツを必要としていますが、企業対企業の大切な取引になりますので、いくらいいコンテンツがあったとしても、必ずしもOKになるとは限りません。貴社の信用も重要な要素になることも考慮してください。
公式コンテンツの企画書は、日々莫大な数を担当者が処理しており、混乱をさける為にも特定の窓口を持たない方針が一般的と思われます。
現在、NTTドコモ、auにおきましては、HP上でも受け付けています。ソフトバンクモバイルの窓口におきましては、各地の地域会社や支店などで受け付けてもらえます。ぜひ、飛込みではなく、貴社の取引、人脈などで窓口を紹介してもらえるようご検討をお祈りいたします。
※当社では、公式サイトへの窓口の斡旋や紹介などは一切行っておりませんのでご了承ください。
 |
- ここがポイント1
- 企画書は飛び込みではなく、できれば信頼のおける企業などの紹介で提出することに重点を置きましょう。
- ここがポイント2
- 携帯電話事業者への利益を重視することも大切です。複数会社に提案するのではなく、1社に絞り、誠意を持って望みましょう。
※1社のコンテンツに特化することで、コンテンツ担当者からの協力を得られることも多いと聞きます。
|
 |
公式サイトへの近道
実際、頭で企画するのとサイトを立ち上げるのは、大きな違いが生じることが多々あります。
公式サイトへの近道として以下ご参考になれば幸いです。
- 一般サイトで実際の運営を行い、アクセスが増えるかどうか試みる。
※一部のコンテンツは、公式サイトしか提供できない場合があります。
※無料サイトであっても、JASRAC申請など著作権、肖像権などの法的要因をクリアすることが必要です。
- すべての携帯電話事業者の公式サイトを構築するのではなく、まず、1つの携帯電話事業者に特化する。
※1つの携帯電話事業者対応に特化することで、修正点や社内体制などいろいろなことが見えてきます。
- 他社より優位な得意分野でチャレンジしよう。
※現在の公式サイトは、競争がますます激しくなっています。得意分野であれば成功の可能性も広がります。